私はアニーに実家の近くの教室で年長から中学を卒業するまで実に10年間も英語を習っていました。
私はその期間にアニーから、もちろん英語を習得し使うことの素晴らしさを学びましたが、それだけに留まらず、社会でどのように考え、
どのように振る舞えば良いのかも学ぶことができました。
大きな夢を持ち、それを実現するために今なすべき事を決定していく事。
立てた目標に誇りを持ち、周りが何と言おうと信じてそれにひたすら打ち込むという事。
現在の私を突き動かす理念は、思えば、アニーと一緒に小さい頃から積み重ねてきた物だと言えます。
 とはいえ、このような人格形成を目標に10年間やっていた訳ではなく、英語を教えてもらってるうちに自然と身についたものでした。
学校であった事を話したりもしましたし、宿題を忘れた時は酷く叱られました(笑)
2人目のお母さんみたいな存在です。
でも勉強を教えるだけでなく、心から母のように接してくれたからこそ、自然と勉強よりももっと大切なもの、
つまり1人で社会に出たときにあらゆる意味で難題を乗り越えていく力、を教われたのかなと私は考えます。
 私にとって、勉強を教える過程で、勉強よりももっと大切な物を教えてくれるのが、アニーという人です。